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国立台湾博物館鉄道部とは?
国立台湾博物館鉄道部は、台湾の鉄道文化が紹介する博物館。
台湾鉄道が開通したのは19世紀末。
それ以降、日本統治時代や戦後の発展とともに重要な交通手段として発展したそうです。
国立台湾博物館鉄道部では、台湾の鉄道史に関する展示物や、歴史的な鉄道車両、鉄道関連資料が収蔵されています。
台湾の鉄道発展史を学ぶことができる場所として、観光客や鉄道ファンにとって人気のある観光スポットの一つです。
チケットデザインが可愛い!
展示案内場では、日本語・韓国語・英語など色んな言語に対応したパンフレットが置かれているので、中文がわからなくても大丈夫。
国立台湾博物館鉄道部は、2006年に開館しました。
当初は「鉄道文化館」という名称でしたが、2015年に現在の名称に変更。
館内には、台湾鉄路管理局(台湾鉄道)の協力のもと、台湾の鉄道文化を保存・展示するための施設として整備されたそうです。
貴重な資料が大きな資料館に所狭しと展示されていて見応え抜群!
当時の乗車チケットなど鉄道ファンには嬉しいですね。
国立台湾博物館鉄道部は、資料の展示だけではなく、大規模な模型を使ってそれにプロジェクションマッピングを施し、時代とともに進化してきた台湾鉄道の路線を紹介しています。
実際に乗車できる電車も展示され、鉄道ファンや子供達にも人気。
館内には実際に乗車できる昔の電車が展示・再現されており、鉄道ファンや子どもたちにとっても楽しめる場所となっています。
「ガタンゴトン」といった音や窓越しには光が動いていて、まるでタイムスリップして本当に電車に乗っているよう。
国立台湾博物館鉄道部には、かつて台湾鉄道で提供されていた「台鉄弁当」の展示があります。
現在でも大人気の台鉄弁当は、長距離列車の旅客に向けて駅弁として「弁当」を提供されていました。
展示されている当時のお弁当は、昔ながらのレトロなデザイン。
お弁当箱には鉄道のロゴや風景が描かれ、その懐かしい雰囲気が今でも人気を集めています。
台鉄弁当の展示だけでなく、実際にお弁当を購入することもできるそう。
お弁当を買って、鉄道博物館内で食べることができるので、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
時計の針を戻して、どんどんタイムスリップしていくかのような演出がグッときちゃいます。
こちらは実際に鉄道で使用されていた様々な看板。
色褪せや錆びつきが時間を感じさせますね。
国立台湾博物館鉄道部の2階には、台湾のミニチュア鉄道模型が展示されており、細かい作りや動きによって台湾の鉄道の様子を再現しています。
ミニチュア鉄道模型から、昔の風景と今の台湾と重ねて見てみると、変化した場所あるいは全然変わっていない場所が見つかって、大変エモーショナルな気分なりました。
国立台湾博物館鉄道部、第2の見どころ「車庫展示区」でより深く歴史を知る
国立台湾博物館鉄道部、第2の見どころ「車庫展示区」に併設されている「防空壕」。
これは、台湾が第二次世界大戦中に日本から占領された際に、台湾全土に建設された空襲避難所の一つで、博物館内に復元されています。
実際に中に入ることができ、当時の生活用品や防空演習の道具などが展示されているそう。
この日はちょっと入れなかったのですが、実際に防空壕の外側だけを見ても、傷ましい。
ここまで頑丈に厚い壁で覆われていないと空襲から身を守れなかったんだなぁというか、当時の風景がたくさん浮かんできて、見ていてとても辛い気持ちになりました。
あとは鉄道グッズや書籍などのお土産なども充実しています。
鉄道グッズや鉄道にまつわる書籍、ポストカードなどが販売されていました。
鉄道好きの方にはたまらないアイテムが揃っているので、ぜひ訪れた際には立ち寄ってみてくださいね。
見どころ満載の「国立台湾博物館鉄道部」。
ちょっと急ぎ気味でも1時間〜2時間ぐらいは滞在したくなるぐらいの敷地面積の資料の量でした。
館内は17:00までの営業ですので、ちょっと時間に余裕を見て訪れてみてくださいね。
帰りは近くの北門が見えるカフェでゆっくりお茶をしよう。
- サイト / 国立台湾博物館鉄道部
- 住所 / 台北市大同区延平北路一段2号
- 営業時間 / 9:30〜17:00
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小籠包文鳥
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