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台中駅近くに化粧品工場だった跡地をリノベした素敵なスポットがあるということで訪れてきました!
歴史の舞台、富興工廠の背景
「富興工廠」は台湾初の化粧品会社「盛香堂」の旧工場でした。
盛香堂は80年以上の歴史を持ち、台湾好き日本の方もお土産でよく買う青い丸いパッケージの「雪芙蘭」は看板商品として地元の人からも長く愛され続けています。
他にも「林森髪油、櫻桃香皂」など安くでいい商品を沢山作り出してきた盛香堂。
そんな愛され続ける化粧品ブランドを支え続けてきた工場は老朽化し、使われなくなりましたが2021年8月に「富興工廠」という名前に変わり、リノベーション施設としてカフェや雑貨屋さん、アートスペースが入り今もなお賑やかに沢山の人たちに愛され続ける場所として生きています。
台中駅から富興工廠へ行く道で見つけた路地裏アート。
台中では特にこの小籠包のような可愛いキャラをよく見かけましたよ。
第2の大腸王になるのかなと思うとワクワクしてしまいました。
富興工廠の活動とプロジェクト
富興工廠は3階だてのスペースになり、施設の内容は1階入ったところには「Cuppa Fs Cafe」というカフェが入っています。珈琲だけでなくサンドイッチやケーキなどもあり、お茶やブランチにちょうどいい場所になっています。
施設内の廊下「時光走廊(時間の回廊)」では小さな雑貨のお店が立ち並んでいます。
個性的なアクセサリー屋さんから、素敵な観葉植物まで色んなものが販売されています。
思わず家に飾りたくなる美しいドライフラワーなど、アート性が豊かな商品が沢山。
その他には、小料理屋さんにお酒が飲めるバー、骨董品や書店を扱うお店に古着のお店まで。
富興工廠の施設内には中庭のようなグリーンと照明が素敵なステージのような場所があります。
ここで色んなイベントごとがされているのかなって思ったら、なんてロマンチックな場所なんだろう…夜間にもここに遊びに来たいなぁって思いました。
2階3階に続く階段はちょっと狭いけど、当時の工場の古い雰囲気が感じられます。
私が訪れた時はまだオープンしていませんでしたが、骨董&古本屋さんのお店。
個性的な商品がいっぱい置いてあって胸熱でした!
3階には実際化粧品工場時代に使われていた器具などが置いてありました。
まるで理科の実験のような工具たちに、この富興工廠の歴史を感じられました。
今も鍵のかかった棚に保存されている器具たち。
高度成長期の日本もこんな雰囲気だったのかなぁと日本と台湾を重ねて見えてくる貴重な資料です。
細やかなところまでこだわりを見せる富興工廠は、トイレまでも古い部分と新たな部分の融合が素敵でした。
台中駅から「富興工廠」までのアクセス
台中駅から徒歩で5分ほど。台中駅の表側ではなく裏側(大魯閣モールがある方)にあります。
台中駅から大智北一街を歩き、大きな道路「復興路四段」を歩いていくと到着します。
富興工廠に入っているお店自体は午後から開店していたり、気持ち遅めのOPENが多い印象でしたので、お目当てのお店がある時はどうぞ訪れる前に情報を確認してみてくださいね。
住所 / 台中市東區復興路四段17巷10號
HP/ 富興工廠
「富興工廠」の近くにあるお店はこちら
台中駅近くにある文青スタイルの古民家 飯糰(おにぎり)のお店「老骨頭飯糰」台中駅近く、行列のできる朝食屋さん「天津苟不理湯包」ここのリノベスポットは、まるでタイムスリップしたように素敵な空間だったよ。
歴史を感じさせる良い場所が今も地元で愛されているなんて素敵ピヨね。